動力設備工事
動力設備とは、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する電動機や装置のことを指します。具体的にはエレベーター、エアコン・空調設備、水道の給排水などの衛生設備に電力を供給するための設備のことです。それらの工事は、一般的に3相200Vの機器へ電気を供給する工事と考えてよいでしょう。
必要工事種類
動力設備への電源工事
動力盤(空調・ポンプ)の更新
動力盤のマグネットスイッチ交換フォークリフトの充電用コンセント設置
計装盤の取付工事
制御盤内のリレー交換
EV急速充電設備
動力設備工事
動力設備への電源工事
動力設備とは、各設備に対して電力を供給する為の部分であり、そこまでの過程を総称して呼ばれるものです。
それらの付帯する設備を稼働させるために必要となる電力を確保するために電源を用意することが必要です。
動力盤(空調・ポンプ)の更新
動力盤とは、三相のモーター駆動やポンプなどの電力を供給する為の設備です。一般に分電盤と比較されますが、定義に明確な区切りはありません。
動力盤のマグネットスイッチ交換
機械設備に過電流が流れ込むと、モータ等の故障に繋がります。そのような事象が発生しないようにするために設置されているのがマグネットスイッチ(電磁開閉器)です。この機器が正しく稼働しないと、設備に過電流が流れても止めることができなく、機械設備の故障に繋がります。
フォークリフトの充電用コンセント設置
最近では充電式で動くフォークリフトも増えてきています。
フォークリフトの充電用コンセントは特殊な形状をしており、更に統一もされていません。使用するフォークリフトの充電コンセントの種類に合わせ、設置する必要があります。
計装盤の取付工事
計装盤とは主にプラント設備を計測・監視・制御するための機器を収納した装置のことを指します。計画的な生産ラインを構築する為には、様々な設備の稼働状況を随時確認することが必要です。そのために設置されるのがこの高度な制御機能を持つ計装盤です。
制御盤内のリレー交換
リレーとは電気信号を受けて機械的な動きに変える電磁石と電機を開閉するスイッチで構成されている電磁継電器のことを指します。制御盤内では、一定のルールに従い電磁継電器が稼働することで制御が行われていますから、この装置が劣化してくると、制御盤が正しい役割を果たせなくなってしまいます。
EV高速充電
ここ近年注目を集めているEV自動車。その普及に伴い、充電スポットも増えています。充電も設備の種類によって様々である程度の時間を要するものから、20~30分程度で充電ができてしまう急速充電設備もあります。また、新たな充電設備を設置するにあたり、受電設備の改修工事も必要となる場合があります。
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