空調設備
空調設備は空調に電源を送る工事から始まり、設備の設置工事までが必要となります。そして使用年数の経過に伴うメンテナンス工事も定期的に必要になります。
空調設備の性能向上は日進月歩ですので、設備の更新を行うことでランニングコストを抑えることも期待できます。
ワイズネットでは既存の空調設備をメンテナンスして使用すべきか、設備更新を行うべきか、お客様目線で考えてご提案いたします。
設置工事種類
電源工事
業務用の空調設備の場合、三相200Vの電源を用いることが一般的です。三相の電源は単相に比べて送電効率が高いため、工場や店舗などの事業所に適した電源と言えます。
配線工事
業務用空調機器の場合、先に挙げた電源工事の他に電気配線、接地工事(アース工事)、電源接続、各種安全機器取付けなどを含めた普通電気設備工事が必要となります。
分電・配電工事
配電盤の容量増設や分電盤の設置を行い、空調設備まで電気をつなげる工事です。通常、6,600Vの高圧電気を配電設備(高圧受変電設備)を用いて各所に幹線で送ります。配電設備に十分な容量があって初めて空調設備に電気を送ることができます。その配電盤から伸びる幹線から各設備に電気を誘導するのが分電盤の役割です。
空調設備のメンテナンス
空調(基盤・ファン)の修理・メンテナンス
空調機器の基盤や、ファンが故障した場合、稼働効率の低下や作動しなくなるなどのトラブルが生じます。
そのような事態を回避するためにも定期的な修理・メンテナンスが必須となります。
空調コンプレッサの交換
室外機に内蔵されているコンプレッサが温風、冷風を作り出しています。このコンプレッサが故障すると、空調設備は全く機能しなくなるため速やかな交換が望まれます。またコンプレッサのみを交換するだけでも性能向上し、省エネに繋がるケースもあります。
冷媒ガスの補充・交換
コンプレッサと共に重要となるのが冷媒です。室外機のコンプレッサで暖められた、又は、冷まされたエネルギーを室内機に運ぶのが冷媒の役割です。用いる冷媒の種類、冷媒管内に入っている冷媒量によって、空調機器の稼働効率が左右されます。
集中リモコン化
多くの空調設備が事業所内にある場合、一つ一つを調整するのはとても手間です。しかし、その運転調整こそ省エネに繋がる方法でもあります。
リモコンを集中化させることで容易に空調調整が可能になり、省エネまでも期待できます。
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