電力会社より供給された高圧（特別高圧）の電気を、用途に合った電力（電圧）に変える設備が受変電設備です。お客様のご要望によって、どこまで変圧するかが変わり、それにより設備の種類が決まります。事前にヒアリングをし、最適なご提案をいたします。
キュービクル新設・更新
新設や老朽化による更新、低圧から高圧への切り替えなど、キュービクルの新設や増設に関わる設計から施工まで一括で請け負います。
高圧受電設備更新
ビルや工場には高圧受電設備があり、高圧で受電した電気をここで100Vや200Vなどの低圧の電気に変換し利用します。この高圧受電設備には、さまざまな機器が設置されていて、経年劣化などで故障すると、停電事故に至る場合があります。安全に運用するため計画的な更新をおすすめします。
高圧ケーブル敷設工事
電線からキュービクル等に電気を供給するための工事です。工事以外にも事前に電力会社への申請が必要のため、1か月から3か月ほど前から取り組む必要があります。お早目のご相談をおすすめいたします。
非常発電機の設計施工
非常用発電設備とは、「建築基準法」「消防法」において特定の施設に対して設置が義務付けられ、地震や火災など災害による停電時に使用される非常用エレベーターやスプリンクラーポンプへ電力を供給する設備です。 主に商業施設、学校、病院など不特定多数の人が出入りする施設は設置が義務付けられています。 設計から施工まで一括で承ります。
契約変更
アンペア数の選択肢は幅広くありますが、 小さすぎるとブレーカーが落ちやすくなり、大きすぎると基本料金が高くなるなどの問題があります。 そのため機械の台数や使用頻度、などに応じて最適なアンペア数を契約することが大切です。
トランス更新
トランスの寿命は約15～30年と考えられます。 もちろん全く異常なく30年以上使用しているケースもありますが、メンテナンスを怠ると寿命に著しく影響し、無理な過負荷をかけるとすぐに寿命となります。 トランス交換の際には電気を止める必要があるため、前もって段取りを組み計画的に行うことをおすすめします。
高圧遮断機の交換
高圧遮断器は導入から20年以上経過すると更新が必要です。 更新時、すでに生産中止になっている器具もあるため、その際は交換工事が発生します。 定期的なメンテナンスをおすすめします。
分電盤（ブレーカー）の交換・増設
電気の分配や漏電事故の防止など、電気を安全に使用するための設備が分電盤です。 分電盤が故障をした場合は修理もしくは交換が必要です。また、新たな場所に電気を送りたい場合は、分電盤の増設が必要となります。
錆び対策
受変電設備の外枠は主に鉄製です。また内部も大半が鉄製なので、経年劣化により錆が発生すると壊れやすくなります。設備故障の原因となるので錆び防止対策や、既に錆びてしまったものの対応が必要です。
高調波対策
電気を変圧させる過程で発生する高調波と呼ばれる細かい波形は、設備の稼働に影響を与えることがあります。 また、高調波が起因しエネルギーロスや発熱を引き起こすため、対策が必要です。対策をとることで、設備の適正稼働を実現させることができます。
幹線の交換・増設・撤去
幹線によって事業所で使用できる電力の容量が決まります。多くの電気を使用する場合は、その分大きな幹線が必要です。一方で、幹線を大きくしすぎるとエネルギーコストがかさむという側面もあります。事業所の容量に合わせて、増設・撤去することがエネルギー効率を上げるためのポイントとなります。
幹線の地中埋設工事
事業所のレイアウト上、空中に幹線を通すことが困難な場合があります。そのような時は地中に幹線を埋設することも可能です。既設の事業所に対しては費用がかさむため、地中埋設工事は工場の新設時などに行うことをおすすめします。
幹線の架空配線工事
幹線を架台を用いて配線する工事です。最も効率的に必要な場所に幹線を通すことが求められ、見栄えも重視されます。
ケーブルラックの設置
幹線を通すためのケーブルラックを設置する工事です。 設置場所、形状、美観、ラックの素材、接地の方法など様々な検討要素があります。
分電盤の増設・移設・撤去
分電盤は単相電力で使用する電気機器に電気を供給したり、配電盤からの電気を動力盤や制御盤へ振り分ける役割があります。事業所のレイアウト変更や新設備導入では、それに伴い分電盤の新設・移設・撤去が必要になることがあります。
分電盤内のブレーカー増設・交換
分電盤内にあるブレーカーは消耗品であり、劣化すると大きな損害につながる場合があるため、定期的に交換をする必要があります。 また、使用する電力量に合わせてブレーカーの容量を合わせることが大切です。十分に設備が稼働していない状態でブレーカーが落ちてしまう場合は、容量を上げるなどの対策が必要です。
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