発電所で作られた電気の電圧は数千V(ボルト)~2万Vになります。そのまま状態で送電すると大きなエネルギーロスが発生するため、27万5000V~50万Vにまで電圧を高める「超高圧変電」を行って全国に送電されています。この超高圧の電気が電線を通して段階的に変圧され、皆さんの地域に送られます。 一般家庭や小規模の事業所には電柱にある変圧器で100Vあるいは200Vに変圧されます。一方、それ以上の電圧が必要な工場等の事業所では、変圧される前の電気を敷地内に引き込み、各々必要な電圧に変圧して受電しています。 このように電気を変圧する設備を「電気工作物」といい、特に600Vを超える電圧の電気を引き込み変圧する設備を「キュービクル」といいます。この「キュービクル」は電気事業法で保安点検の義務を課されています。 ワイズネットでは自社に電気主任技術者がおりますので、一貫して責任をもって保安管理を行うことが可能です。

月次点検

毎月1回ないし2~3ヵ月に1回、使用中の電気工作物の点検及び測定を実施します。 対象となる設備はキュービクルをはじめとする自家用電気工作物といわれる受電設備・負荷設備です。主な点検項目は異音・異臭・過熱の有無の点検および漏れ電流の測定等となります。 改修事項や電気設備技術基準に不適合な個所はお客様に設備改修を依頼します。

年次点検

年に1回、停電させて電気工作物に対して点検及び測定試験を行います。 各機器の清掃を行いながら月次点検では点検できない部分までチェックし、 どうしても停電を行うことが困難な場合は、無停電検査システムにより実施可能です。 年次点検の場合も、改修事項や電気設備技術基準に不適合な個所はお客様に設備改修を依頼します。

PCB調査

建築物に使用されている、もしくは使用されていた電気機器やのうち、蛍光灯安定器・水銀灯安定器・トランス・コンデンサについて、PCB使用電気機器に該当するかの調査を行います。 高濃度PCB廃棄物処理期限は最長で2023年3月31日までとなっております。

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