【工事内容】
作業時間：約4時間
作業員数：2人
参考費用：約25万（材料費、工事費、経費等込）
【工事詳細】
店舗オーナー様よりの電子ブレーカー設置工事をご依頼いただきました。
電子ブレーカーとは、使用電力の基本料金を削減するために用いられる装置です。
一般家庭に設置されているブレーカーとは異なり、下記の機能があります。
①電気使用量を把握する機能
②一定時間電気使用量の上限を引き上げる機能
主に低圧電力(動力)の基本料金価格を下げるために導入するものですが、
エレベーターなどの瞬間的に電力を使用して普通の電力はほとんどかからないものが多い建物に有効とされています。
オーナー様からのご相談は、実際に使用している電気機器に対して動力契約の基本料金が高すぎると感じるので、削減する方法はないか
とのことでした。
これらを踏まえ、設置場所の現地調査をいたしました。
電子ブレーカー導入調査は、現在の電力使用状況のデータを取得する必要があります。
現在実際に使用している電力を計測機で測定しました。
測定器を1週間設置して1週間分の電力使用データを取ります。
また、お客様が現在契約している電力会社発行の明細を確認させていただきました。
現地調査とデータをもとに、2つご提案いたしました。
提案① 測定した電力使用量から低圧電力契約を38KWから9KWに下げる事が出来る電子ブレーカーの設置を行う。
提案② 測定した使用量に今後新しい電気機器の導入を想定して、低圧電力契約を38KWから12KWに下げる事が出来る電子ブレーカーの設置を行う。
オーナー様は提案②を選択されました。
提案②が採用された理由としては次の2つがありました。
1.今後導入する機器がある際に再び電子ブレーカーの入れ替えは行いたくない。
2.エアコンなどは季節により測定した時期(12月後半)より使用量が多くなる可能性がある
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